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ブラジルの年越しには何を着る? 新年の運を決める服の色の意味

ブラジルの年越しには何を着る? 新年の運を決める服の色の意味

ブラジルでは、réveillon(ヘヴェイヨン=大晦日から元旦にかけての真夜中のパーティー)に着る服や下着、またはアクセサリーの色が、新年の運を決めるとされています。一番人気は「平和」を表す白。それぞれの色にどんな願いが込められているのか、人気順に見ていきましょう。

第1位:白

白は「平和」「調和」を表す色。白い服(あるいは下着)を新調して大晦日に臨むのがブラジルの慣例となっています。迷ったら白を選びましょう!
また白といえば「まっさら」。「前年からの悪い流れをリセットしたい」という人にもおすすめです。

第2位:黄色/ゴールド

白に次いで人気なのが黄色、またはゴールド。「富」の象徴なので、「金運アップ」を願う人に。物質的な富だけでなく、精神的な豊かさをも表すことから、「輝ける年にしたい」と願う人のための色でもあります。

第3位:青

新年に「安定」「安泰」を望む人は、青い服を新調しましょう。青は「充足感」や「忍耐力」も引き寄せてくれます。

第4位:黒

黒は「死」を連想させるので、年越しにはあまり好まれませんが、実は「色がない」ということから「独立」を意味する色でもあります。また「決意」や「威厳」「尊厳」を表す色でもあることから、一部の人に支持されているようです。

第5位:赤

赤は刺激的な「情熱」の色。強い感情や願望の色です。新年に「燃えるような激しい恋」を求める人は、特に下着を赤にすると良いと言われていて、この時期の下着売り場には白(平和)、黄色(金運)、赤(恋愛運)のランジェリーが目立ちます。

その他の色

ブラジルの年越しには何を着る? 新年の運を決める服の色の意味

ピンク

ピンクも愛の色ですが、赤よりも柔らかで、「ロマンチックな恋愛」「慈しみ」「自尊心」などを表します。

シルバー

シルバーは「革新」「変革」の色。人生の方向変換を望んでいる人にピッタリです。アクセサリーなら取り入れやすいですね。

緑は「希望」「健康」「豊かさ」を意味します。「家内安全」を願って着られることが多いようです。

「直観力」「インスピレーション」「精神の浄化」などを表します。進むべき道を見つけたい人、新年に答えを求めている人におすすめです。

オレンジ

オレンジは「創造力」「大胆さ」を目覚めさせる色です。精神を刺激するほか、周囲に喜びを表し、注目を集めてくれます。活気で満ちた、生き生きとした新年を送りたい人は、オレンジの服を着ましょう。

みなさんも、願いを込めた色の服で元旦を迎え、素敵な新年にしてくださいね!

それぞれの色の意味については、諸説あります。