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ブラジルのチョコ菓子、ブリガデイロの作り方【バレンタインにも】

ブラジルのチョコ菓子、ブリガデイロの作り方【バレンタインにも】

ブラジル人が大好きな甘~いチョコ菓子、ブリガデイロ。たった三つの材料を混ぜて丸めるだけの簡単スイーツです。手作りが苦手な人も、バレンタインに作ってみませんか?

ブラジルのチョコ菓子、ブリガデイロとは?

ブリガデイロは、コンデンスミルクの濃厚な甘みと、生キャラメルの様な柔らかな食感が特徴の、ブラジルの代表的なスイーツです。1940年代にサンパウロで誕生し、その後ブラジル全土に広がったと言われています。

ポルトガル語で Brigadeiro(ブリガデイロ)は「旅団長」という意味。大統領選に出馬した旅団長、エドゥアルド・ゴメス(Brigadeiro Eduardo Gomes)の後援会のために女性たちが用意したお菓子こそが『ブリガデイロ』の始まりで、『旅団長』という名前の由来です。(注:由来については諸説あるようです。)

ブラジル人は、年齢を問わずみんなブリガデイロが大好き! 日常的にデザートして食べるのはもちろん、誕生日や結婚式などのお祝いごとやパーティーには欠かせない存在です。

一個ずつカップに入れて振る舞われるブリガデイロ

▲こんな風に、一個ずつカップに入れて振る舞われるのが普通です。


また、ケーキのデコレーションに使われたりもします。

ケーキのデコレーションに使われるブリガデイロ

▲こんな感じ。


他にも、ブラジルのスーパーには「ブリガデイロ味」のアイスやクッキー、カップケーキ、ウエハースなどが売っていたりします。ブリガデイロは、文字通り、ブラジルの「国民的お菓子」というわけです。

ブリガデイロのレシピ

材料

ブリガデイロ40個分/調理時間:約40分

  • コンデンスミルク 一缶(385g)
  • ココアパウダー 大さじ3
  • 無塩バター 大さじ1
  • チョコスプレー カップ1

コンデンスミルクが甘いので純ココアの使用をおすすめしますが、ブラジルでは『ミロ』のような加糖タイプのココアパウダーでさらに甘く作る人もいます。

コンデンスミルクは、ネスレのMoça(モサ)缶がおすすめ! ブラジルの味です。

コンデンスミルク ネスレ 385g Moca

コンデンスミルク ネスレ 385g Moca

正栄 チョコスプレー500g

正栄 チョコスプレー500g

作り方

  1. 鍋にバター、コンデンスミルク、ココアパウダーを入れ、ヘラでよく混ぜる。まだ火にはかけない。
  2. 混ざったら弱火にかける。この間、休まず混ぜ続けること。底が焦げ付きやすいので注意!
  3. 10分程して、生地が鍋底から離れるようになったら、火を止める。
  4. 生地をバターを塗ったお皿に移し、粗熱を取る。この時、できるだけ平らになるように広げておくと、冷めるのが速い。
  5. くっつき防止のため、手に無塩バターを塗っておく。スプーンですくって丸め、チョコスプレーを全体にまぶす。カップに入れたら出来上がり!

チョコスプレーの代わりに、ココナッツフレークをまぶしても◎。


ポルトガル語ですが、ネスレのビデオがおすすめ。火を止めるタイミングなどが分かりやすいです。

▲1:10のところの「生クリームを加える」は、丸めず、プリンのようにスプーンですくって食べるタイプのブリガデイロの場合です。


以上、ブラジルを代表する甘いチョコレート菓子、ブリガデイロの作り方をご紹介しました。とっても簡単なので、是非挑戦してみてくださいね!